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外用療法は塗布量が大事!

  今月上旬に、上越地域医療センター病院薬剤師の宮川さんをお招きして、

褥瘡管理対策研修を行いました。
テーマは、「その創、正しく塗っていますか?~薬剤師が伝える褥瘡外用療法の世界~」
講演依頼の際に「タイトルはまじめでないものにして欲しい」ことを伝えましたが、
そのようなリクエストや、看護師から講演依頼が来たのは初めてだったそうです。
ちょっと意外。。。
外用療法について、より専門的な立場の薬剤師さんに講演をお願いするのがベストと考え、その中でも褥瘡認定師でもある宮川さんが最適と判断しました。
外用薬のしくみ、軟膏基剤による分類、基剤の機能別特性、塗布量など外用療法についてや、チーム医療、NSTとの連携のことなども講演して頂き、学ぶことが多い内容でした。
塗布量については、日頃から指導が難しいと感じています。
褥瘡の状態や、薬袋の日付を見て「塗布量がきっと少ないと思う」とアセスメントして、適量がどれ位なのかを伝えます。
宮川さんは、「看護師間で塗布量に差があること」を学会でも発表していて、私も同じことを考えていました。
1日でも早く褥瘡を治癒させるために、滲出液の量や褥瘡の状態から、「適量」とはどれ位なのかアセスメントができるNsを増やしたいですね。
まずは、皮膚科医に相談してから。
先生方はきっと賛成してくれると思います。
 
 
いつもありがとうございます。    WOCN ふりはた
 

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