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千里の道も一歩から!?

 院内感染対策研修「尿道カテーテルの適応と抜去後のフォローについて」に参加しました。

身体状況と病態を十分に評価し、適切な尿路管理を選択することが望まれることや、
留置することの合併症として、尿路感染・膀胱結石・尿道皮膚ろうがあることなどの講義がありました。
先日参加した学会のワークショップで、カテーテル留置の理由として、
日常生活動作低下により離床が不良である・全身状態悪化を挙げるスタッフを散見するとの発表を聞き、どこも同じ状況なのだと感じました。
先進的に取り組んでいる病院だったので、殆どのスタッフは理解できていると思いますが、
周知徹底するには時間がかかるということがよく分かります。
カテーテル使用率が下がり、早期にカテーテルを抜去するという原則を徹底するために、間歇導尿管理の習得と、残尿測定のためのツールの整備が有効であったとのこと。
当院でも参考にさせて頂こうと思います。
カテーテルは早期に抜去する方が良いことや合併症については、看護師ならば誰でも理解できていることなのですが、医師の指示により留置している場合もあり、
簡単にはいきません。
カンファレンスで留置の必要性について取り上げられる日が来るように、
チームでしっかりと取り組みたい気持ちが強くなりました。
まずは、リンクナースの指導から。。。
「千里の道も一歩から」ですね。
 
*学会場のホテルで撮影。名古屋なので京都風(お内裏様が向って右側)ですね。
いつもありがとうございます。   WOCNふりはた
 

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