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手外科学会,ハンドセラピィ学会に参加して

 2025年4月9日~10日に第68回日本手外科学会、10日~11日に第37回日本ハンドセラピィ学会に参加してきました。会場は横浜市のパシフィコ横浜で開催されました。

 当院からは医師4名、作業療法士1名が参加してきました。
毎年4月に開催されるこの学会では、手外科医師や作業療法士が多く参加し、手と肘についての国内最大の学会になります。学会では10以上の会場で、シンポジウムや一般演題が同時進行で開催されており、どこに聞きにいくか迷ってしまうことも多いです。また会場も広く、職場の先生方に会うのも大変でした。
 手外科学会では、上肢再建センターの中村医師が「重症手根管症候群患者における術後 1 年での母指球筋回復のMRI評価」という演題で発表を行いました。
ハンドセラピィ学会では私が「複数指のブシャール結節に対して掌側と背側アプローチによる人工関節置換術を施行した症例のスプリント療法」という演題で発表を行いました。同じような疾患や発表をされている方もいて、ディスカッションもできました。この経験をこれからの診療に役立てていきたいと思います。

上肢再建外科センター 作業療法士 村井貴

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