指導医・研修医ブログ

研修1年目~春~

 1年目研修医の有阪です。
信大の学生実習でお世話になったあづみ病院にて初期研修をさせていただくこととなり、身が引き締まる思いです。何卒よろしくお願いいたします。

 当院の初期研修医は、院内外の施設や外来を4月初めの2週間で見学させていただき、その後内科での半年間(4診療科を6週間ずつ)の研修、という流れで毎年研修をスタートしています。
電子カルテの使い方を覚えることが、この時期に最も大事なことだとも言われています。医師になると、薬の処方、どの検査を指示するかなど学生より出来ることが増えますが、使い方を教わらないとわかりづらい所も多くあります。2年目の研修医の先生方や医療情報部の方などが、詳しく実用的なところまで教えてくださったおかげで、今ではスムーズに使えるようになりました。

 内科研修では、今月まで呼吸器内科をまわらせていただいておりました。入院中の患者さんの呼吸器の症状だけでなく、おなかの調子がおかしい、むくみなど全身の様々な症状について診察させていただきました。症状の変化を指導医の先生にお伝えし、相談しながら治療方針を決めています。車で訪問診療をされる先生の同行もさせていただきました。病院の外では検査機器もなく、身体診察や問診でできる範囲で健康状態を判断するので、診察の重要性をあらためて痛感しました。
 こちらの写真は4月の院内外の施設見学の際に、信州が初めての先生への案内にと訪れた松本城、白馬スキージャンプ台の写真です。

 
信大在学中に松本城でサークルの花見を行ったことが早くも昔のようです。ジャンプ台は雪がなくても滑ってみたくなるような壮大さに魅了され、冬の様子もその目に収めたいと思っています。

初期研修医1年 有阪

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