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弾性ストッキング

今月中旬、数年来の念願だった弾性ストッキングの講習会に参加しました。
テキストも持っているし、参加する必要はなかったのかもしれませんが、医師の講義を聞いてみたい気持ちを抑えられませんでした。
 
恥ずかしい話なのですが、当院ではここ2年ほど、医療機器関連圧迫創傷を数例発生させています。
その殆どが、術後患者さんの弾性ストッキングや弾性包帯、間欠的空気圧迫のための機器が原因です。
入院加療や手術により、静脈血栓塞栓症のリスクがあり、リスクにあった予防策を取りますが、それで創傷が発生しても良いはずはありません。
ギブスやコルセット、酸素マスクなどでも創傷発生のリスクがありますが、治療に必要な機器類なので、適切に使用し、医師の計画通りに治療が進むことが重要で、かつ、静脈血栓塞栓症と創傷の予防を図ることも大切です
私自身弾性ストッキングの愛用者でもあるので、安全に着用できるよう更に検討を重ねたいと考えています。
 
いつもありがとうございます。    WOCN ふりはた
 

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