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退院直後の訪問

今年度の診療報酬改定で、地域包括ケアシステム推進のための取り組みの強化として、

退院訪問指導料と訪問看護加算が新設されました。
これは、「医療ニーズが高い患者さんが、安心・安全に在宅療養に移行し、
在宅療養を継続できるようにするために、退院直後の一定期間、退院支援や訪問看護ステーションとの連携のために、入院していた医療機関から行う訪問指導について評価する。」ためのものです。
私に関連する患者さんでは、人工肛門や人工膀胱を造設している患者さんと真皮を超える褥瘡がある患者さんで、早速、先月と今月、患者さんの自宅へ訪問をしてきました。
今までも「専門性の高い看護師の訪問看護」ということで褥瘡の患者さん宅へ訪問をしたことがありますが、訪問看護師と同一日に訪問しなければならないことや、加算が高く患者さんの自己負担が増えること、褥瘡の患者さんだけということもあり、都合が悪いこともあると感じていました。
やっと、人工肛門や人工膀胱の患者さん宅へ訪問ができるようになったので、(必要性が認められて)とても満足しています。
退院後1ヶ月以内で、5回までと限度がありますが、1番心配な時期に訪問できることがすごく嬉しい!!
患者さんの状況に応じて、ストーマ外来なのか訪問した方がよいのか、一緒に考えようと思っています。
選択肢が増えるのは良いことですよね。。。
 
*病院屋上から見た田園風景。
いつもありがとうございます。  WOCN ふりはた

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