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ワールドコンチネンスウィーク(WCW)2015

ワールドコンチネンスウィークとは、
「世界中で6月の最終週を排泄を考える週にしよう」と国際禁制学会
International Continence Society(ICS)が7年前に提唱したものです。
「世界中で失禁に関する問題を認識してもらい、可能な対処、および療法に関する情報を伝えること」を主な目的としています。
日本では1年遅れて参加したため、今年で6回目の開催になりますが、
6月21日~28日までの1週間は、世界各国で多くのイベントや提言があります。

コンチネンスとは、「気持ちよく排泄のできている状態」を意味し、
排泄障がいの予防・治療・排泄障がいが、生活上問題にならない前向きのケアです。
1日に行う回数が多く、プライバシーを必要とする大切なケアのひとつであり、
体だけでなく、心の健康も保ちたいと考えています。
先月参加した学会で学会長を務めた西村先生は、コンチネンス協会の会長ですが、
会長講演の中で亡くなった飼い猫のエピソードを話して下さいました。
「最期までトイレに行こうとして頑張ったけれど、結局間に合わなくて失禁をしてしまっていた。トイレに行きたいという思いは、動物にそなわった本能である。」
動物の本能。。。
心に響きました。

WCWの間は世界中の人達とコンチネンスについて、
一緒に考えているのかと思うと格別ですね。
ひとりでも多くの人に、排泄について考えていただけると嬉しく思います。


いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まであと17日!



 

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