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2月10日は何の日?
2月10日は「フットケアの日」です。
フットケアの日は、日本フットケア学会と下肢救済・足病学会らが
「足を救おう!」と2012年に制定されました。
フットケア外来を設けている施設もあり、フットケアが必要な患者さんは
増加しているのが現状です。
糖尿病で治療をされている患者さんや、治療を受ける前の状態の患者さん、
人工透析を受けている方などは、日頃から自分の足を良く観察し、
トラブルを起こす前に、専門医に相談する必要があります。
当院の糖尿病教室では、予防的フットケアについて、説明をさせていただいていますが、
「フットケアは初めて聞いた。」
「気をつけるようにします。」などといった、感想を伺うことがあり、
十分な活動ができていないことを反省させられます。
皮膚科領域では、ウオノメやタコを自分で処置したことでの感染や、
水虫を放置したことによる感染などに、注意が必要です。
ちょっとした傷がなかなか治らない時などは、必ず専門医へ受診するように、
また、自分の足は自分で守るように指導をしています。
ちなみに、11月12日は「いいひふ」ということで、「皮膚の日」でした。
昨年は、糖尿病週間関連のことで終わってしましましたが、
来年の皮膚の日には何か、啓発活動を行いたいですね。
先日、白馬診療所でストーマの指導を行った際に、
透析室の看護師から、フットケアについての相談を受けました。
セルフケアが難しい患者さんには、看護師が関わる必要があり、
「出来ることから少しずつ始めて欲しい。」
「是非、連携させて欲しい。」と話しました。
なかなか出来なかったフットケアですが、「機は熟した」のでしょうか。


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