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「第17回日本緩和医療学会学術大会」

緩和ケア認定看護師の中山です。

 6月22日~23日、神戸国際展示場ほかで「第17回日本緩和医療学会学術大会」が開催され、当院のがん相談員の山田看護師と一緒に参加しました。 日本緩和医療学会の会員数は1万人を超え、今大会参加者も6000人を超える大きな大会でした。
今回で第17回となる本大会は「ひろく ふかく たかく」というテーマで、緩和医療の将来展望についてのシンポジウムや、多くの講演やセミナーなどがありました。全体を見ることはとても難しく、プログラムを見ながら興味深いセッションに参加しました。

緩和ケアチームに関するセッションに興味があったので、
 
 

「チーム力を育て理解する~緩和ケアチームが育つための要点について~」

というセミナーに参加しました。 緩和ケアチームは、担当科の治療方針を尊重し、症状緩和に関する様々な提案を通して患者さんのQOL向上を目指します。そして、担当医・看護師の役割を代行するのではなく、常に患者さんやご家族と医療スタッフとの信頼関係構築をサポートし、「縁の下の力持ち」的役割を担います。チームでの活動にはメリットもあればデメリットもありますが、チーム活動をいかにして院内に浸透させるかが大切です。多くの課題をいただきました。 今後も頑張ります。  また、以前は製薬会社さんの共催で、お弁当付きのランチョンセミナーがありましたが、今回の学会ではランチョンセミナーはなく、「B級ご当地グルメコーナー」がありました。大会長が岡山の先生だったので、岡山のB級グルメのお店が集まり、長い行列ができているお店もいくつかありました。2日間で4種類ものグルメをいただき、とてもおいしかったです。(決してこれが目的・・・ではないです)

最後になりましたが、
私たちの泊まったホテルから、神戸空港が綺麗に見えました。

 
中山
 

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